チワワのリーダーになれていますか?チワワとの信頼関係の築き方

愛犬を新たな家族として迎え入れたその日から、チワワの子犬のしつけは始まります。しかし、しつけを始める前に犬と一緒に生活する上で最も大切なことのひとつが、飼い主と愛犬の主従関係を正しく築くことです。しつけの方法について本やインターネットなどでしっかりと調べて、しつけの方法そのものは完ぺきなはずなのに、なぜか愛犬が全く言う事を聞いてくれない…と悩んでいる人も少なくありません。このような場合には、飼い主と愛犬との主従関係が逆転しているがために犬が言う事を聞かない、という理由が考えられます。飼い主は、愛犬の信頼できるリーダーでなくてはならないのです。

飼い主は、愛犬チワワのリーダーになれていますか?

チワワ 信頼関係

犬は本来、群れで生活する動物です。そして犬が生まれつき持っている習性として、リーダーには絶対服従するというルールがあります。群れで生活している犬は、群れの中の犬を全てリーダーから順に格付けし、自分がどの位置にいるのか理解した上で群れにとって必要な役割を果たそうとするのです。
リーダーとして周りから認められた犬には従うのが原則で、リーダーに従わなかったり群れのルールを守らなかったりした場合には、罰を受けたり、場合によっては群れから追い出されたりする事もあるのです。そのため、犬がペットとして人間と生活をする上では、人間がきちんとしたリーダーシップをとり、主従関係を築くことが大切のなるのです。

チワワに命令することは、かわいそうな事ではない

時々、「犬に命令して従わせるのがかわいそう」、「主従関係を築いて上下関係を作ったりせず、平等にしたほうが良いのではないか」と考える人もいます。しかし、しつけや正しい主従関係を築くことは、必ずしも愛犬にとってかわいそうなことではありません。本来、群れの中できちんとした順位づけを行う本能を持っている犬にとって、正しい主従関係が存在してリーダーがいることは、安心できる環境なのです。
主従関係が正しく築けず、チワワがリーダーと認識してしまった時には、チワワは群れである家族全員を率いて、家族を守ろうとします。これでは、愛犬にとってストレスとなってしまいます。また、自分がリーダーだと認識したチワワは人間の言う事は聞かず、人間が命令してきた時には、自分の力の強さを示すためにと吠えたり、噛んだり、うなったりという行動をとるようになります。正しい主従関係を築き、信頼関係を深めていく事は、人間とペットである犬とが幸せに生活していくために大切な事なのです。

愛犬チワワとの信頼関係を深める方法

チワワ 信頼関係

犬は信頼関係を築けている飼い主には体を触らせてくれるなど、心を開いてたっぷりと愛情を返してくれます。この信頼関係は、飼い主との主従関係がきちんと築かれた上での毎日の世話やスキンシップなどを通して深めていくことが可能です。
子犬の時期からたくさん体を触り、ブラッシングや目や耳、爪のお手入れなどを丁寧に行い、「体に触られるとこんなに気持ちいいんだ」と理解させることは、おとなしく飼い主の言う事が聞ける賢い犬に成長することにもつながります。飼い主がリーダーとして堂々とした態度で愛犬に接していれば、信頼関係もきちんと築いていけるのです。

信頼関係が深まるスキンシップ

チワワ 信頼関係

信頼関係を深めるために、リーダーたる態度で愛犬に接することが大切であることはもちろんですが、スキンシップの方法を工夫してみてもよいでしょう。
いくつかおすすめのスキンシップを紹介します。スキンシップを始める時には、自分の手の甲を犬の鼻先に近づけてあなたの臭いを嗅がせてあげて、犬が落ちついてきたら優しく撫でてスキンシップを始めるようにしましょう。

スキンシップその1:フェイスタッチ

言葉通り、愛犬の顔に触れて信頼関係を深めるスキンシップです。フェイスタッチをする時には、目の周りや耳、鼻先、口周りなどを触ります。フェイスタッチを始める時には、顔の後ろなどの死界から始めるのではなく、犬から見える範囲に自分が入ってスキンシップを行いましょう。突然、見えない所から顔を触られたら、犬はとてもびっくりしてします。愛犬の正面や横などに寄りそって、優しく話しかけながら丁寧に触ってあげる事が大切です。

スキンシップその2:ボディタッチ

次に、体を触るボディタッチで信頼関係を深めましょう。ボディタッチをする場所は、首から背中、首から胸、お腹や足、爪、お尻からしっぽなどがあります。とにかく、愛犬がリラックスできるように、そーっと優しく触ってあげましょう。ゆっくり優しく触られることは、人間がリラックスできるのと同じで、愛犬にとっても最高に気持ちがよいでしょう。
たまに、わしゃわしゃと思いきり触り、好きすぎてたまらない!という愛情を愛犬に表そうとする方がいますが、それでは愛犬の気持ちも休まりません。また、ボディタッチをする時の注意として、お腹の触り方があります。「お腹を見せる時は降服している時」とも言われるほど、お腹を見せたり触らせたりすることは犬にとって、特別なことです。声を掛けながら優しくそっと撫でていきましょう。もしも、お腹や他の場所をボディタッチした時に嫌がる様子や抵抗する様子があるなら、あっさり触るのはやめましょう。

犬が人間社会で快適に生活していくためには、飼い主と正しい主従関係と信頼関係を築いていくことが重要です。飼い主が愛犬にとって信頼できるリーダーであれば、家の中も外も、愛犬にとって暮らしやすく過ごしやすい場所になるでしょう。日々の生活の中での丁寧な世話と、愛情を持ったスキンシップを通して、愛犬とのよりよい関係をつくりあげてくださいね。

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